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誰がためのプロレス・マスコミ!!
2006/09/18(Mon)
 テレ東の中継、週刊ファイトの休刊を機に考えてみました。

 先日の馳浩引退記念試合興業、テレビ東京での中継が、あまりに心地良かった。それは、かつての日本テレビの全日本プロレス中継に通じるものがあった。実況・若林アナ、解説・竹内宏介、ゲスト・G馬場時代の落ち着いた雰囲気、しかも視聴者に対して押し付けがましい指図がなく、こちらとしてはスポーツとしてのプロレスを自由に興奮しながら、また想像を膨らませながら観戦することができた。
 いつの日か、プロレス中継の世界にあまりにも熱狂的過ぎる実況アナウンサーが増え始めた。そのプロレス団体に実力があるうちは、そんな馬鹿っぷりも鼻につかなかった。しかし、ここ10年位になるか、かつての栄光を失った老舗団体に対する、そのそぐわない実況はいかにもいかがわしいものにしか聞こえない。しかも、その局の特徴といえば、チュパカブラが現存するとか、霊能者が行方不明の死体捜査をするとかいかにも一般ウケしないものばかりだ。そんなテレビ局がおかしなプロレス中継を放映したところで冷静な新しいファンを開拓することにつながるとは思えない。極端な話プロレス中継がチュパカブラの世界と同じ物に見えてしまうのではないだろうか。また、従来のファンにしてみれば、あまりに勉強不足なアナウンサーが無理に興奮して絶叫している姿を見たときに完全にひいてしまう。結果、新旧それぞれのファンを失う方向へとつながりかねない。

 また、プロレス雑誌においてもここ数年テレビ同様の悪循環が続いているように思う。私のような地方のファンにしてみれば、プロレスを見る手段としては日本テレビ、テレビ朝日の中継、そしてコンビニで手に入るプロレス雑誌ぐらいのものだ(あっ、スポナビは良いね、ただし新日の試合内容がわからない)。以前のプロレス雑誌といえば、試合経過がしっかりと掲載されていたものだ。たとえば『・・・10分過ぎ、藤波がドラゴンスクリューで形勢逆転に成功すると、ドラゴンコールを受けて更に立て続けに・・・』のような試合の流れがわかるような試合レポートが多かったと記憶している。このような記事ならば、試合内容を知りたい読者とすれば買うに値すると思う。しかしながら、このプロレス人気の低迷に伴い各雑誌の編集者も必死に盛り上げようとしているのかは解らないが、あまりにも試合レポートが独特すぎて試合内容が普通に分らない、映像が浮かんでこない、空回りとも言える記事が多く見受けられる。対戦者同士のかつての因縁だとか、彼らにはこういう流れがあり、この試合はこうなるべきものだったとか、そんな内容ばかりが筆者の主観で書き綴られ、決められたページ・字数が終わっているため、肝心の試合内容がまったく伝わってこない、見えない。もしかしたら、ドラマチックな言葉を選んで書いているのかもしれないが、そんな言葉を見ても試合経過がわからないので少しも興奮などしない。そのレポートからは、メディアという武器を持ってはいるが、単なる押し付けがましい熱狂的プロレスファンの姿、そんな雰囲気だけを感じる。
 もっとプロレスが見たくてもなかなか観戦できない環境のファンが、そういった専門誌からすらも確かな情報が得られなくなってしまった。

 先日、週刊ファイトの休刊を耳にしたが、その中で昨今のプロレス人気の低迷を直接的な休刊の理由として挙げていたが、一概にそうとばかりは言えないのではないか。プロレス人気の低迷を週刊ファイトが先頭となって作ったわけではないが、他のマスコミが間接的に悪循環をつくり、その結果お互いに衰退の道を辿り始めたのではないだろうか。
 今になってみれば、肝心な大元のプロレスにとって、マスコミが、マニアックなものではなく、もっと一般ウケする中継や記事を作りつづけていればよかったのではないだろうか。雑誌の対談の中で、古い記者たちがもっともらしく昔のプロレスは良かったといったニュアンスの発言をする場面に出くわすと、中継や記事もずいぶん質が落ちたじゃないかと思わず言いたくなる。
 テレ東と週刊ファイトの件で、ちょっとだけ勝手なことを思ってみた・・・。
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